海洋プラごみ由来の
CNT生産システム
株式会社 フューチャーアース研究所・<協業> 東京理科大学 生野研究室

サービスのビジョン
海洋プラスチックごみを高付加価値な機能性材料であるカーボンナノチューブ(CNT)にアップサイクルする。その流れを普及させることで海ごみ回収に大きなインセンティブを作り出し、海ごみ削減を一気に加速させる。それがこのサービスのビジョンです。
独自に開発したCNT変換プロセス及び装置によって「海洋プラスチックごみ由来のCNT」を生産し、電池業界、自動車業界、建築業界など幅広い分野に供給することで、新たなサーキュラーエコノミーを実現します。
サービスの特徴


牡蠣パイプ、人工芝、漁網などのプラスチック素材をCNTに変換
独自開発のプロセスと装置により、実際の廃プラ同様の汎用的なプラスチック素材を、高速かつ大量にCNTに変換します。市販製品と同等の物性値であることも実証済みです。
サービスの概要

多様なプラ素材に対応
本プロセスにおけるCNT変換に対応可能なプラスチック素材は、PE、PP、PS、PVC、ABSなど10種類に及びます。一般的な廃プラスチック素材のほぼ全てをカバーしています。

高速・大量に変換可能
本プロセスのCNT変換効率は、一般的なCNT製造手法と比較して平均で2〜4倍、原料となる素材によっては8倍にも及びます。また現時点での最大収量は200g/dayです。

市販製品と同等の物性値
海洋プラごみを原料としながらも、高純度炭化水素ガスを原料とする市販の多層CNTとの比較において、直径、長さ、電気特性などの物性値で遜色のない特性をもつことを実証済みです。
プロセスとスケジュール


参考
価格
初期費用 15万円/CNT1gあたり1,000〜5,000円
※共同研究を含めて適宜ご相談ください。
※海ごみの種類、CNT変換の可否、変換収率、生産量などによりCNT価格は変動します。
チーム紹介

株式会社 フューチャーアース研究所
所在地 : 東京都国分寺市本町2-2-14
代表者 : 代表取締役 松川雄二
WEB : https://www.future-earth.jp/
主な事業内容
●環境関連商材の販売・施工
東京理科大学 生野研究室
所在地 : 東京都葛飾区新宿6-3-1
代表者 : 生野 孝
WEB : https://www.rs.tus.ac.jp/tikuno/
主な研究内容
●高分子材料からナノカーボン材料への変換技術開発
●フレキシブルナノデバイスの研究開発